2014年08月19日 06:41

子会社はつらいよ? 下から目線でなんちゃら 3

 会社法まわりのエントリーになっているのか、疑問だけども続きです。
 
親会社から社長が次の事情で遣わされてくる場合

 ①お役御免直前の最後の花道 
 ③非主流派の配流先 

 どちらも子会社生え抜きの従業員にとっては、斜に構えざるをえないのは致し方ないところ。
人間だもの。

  ①の場合は、本当にその人物の人間性が出るというか。
親会社での過去の栄光(あれば、だけども)を振りかざすか、振りかざさないけれど自分の人脈でなんだかなあ、という仕事を引っ張ってくるか(悪気はないのだろうけれど)、子会社の事業に通じていなければ会議のたびに見当違いの指示が下りてくるとか、まあそんなエピソードには事欠かないのではないでしょうかね。生え抜き従業員との溝は埋まらず、そして2、3年後子会社を去っていく。
生え抜きの多くはこう思います。
「なんで俺らの側からトップが出ないんだ。俺らの仕事をよくわかっている人でないと、やる気が出ない」

 ②の場合は、古巣への愛憎半ばする言動や行動で、場合によっては社長本人だけでなく子会社の運命もを左右する可能性があります。
 「よくいってくれた!」というときもあれば、子会社の人間からみても「え、それはさすがにまずい」ということもなくはありません。子会社の誰かが火消しに追われることになります。

 実際のところ、会社法の世界とはかけ離れた次元の話が繰り広げられるわけで。

 では、子会社従業員待望の生え抜きがトップに就けば万事うまく収まるのかというと、そうとは限らないというのが経験上正直な感想。親会社への屈折した感情が災いした部分があったと思います(謎

 しかし、親会社からみて天下りだろうと生え抜きだろうと社長ひとりが原因で子会社経営ひいては子会社管理体制が揺らいではたまったものではありません。
 
 そこで子会社の「取締役会」の構成をどうするかということになります。(続く)

 補足が必要ですね、たぶん。




 

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