2012年02月02日 02:20

正しい会社の売られ方 4の3

デューデリの記憶の残骸です。

監査で何を繰り返し確認が入ったものは、将来価値に影響を与えるリスクの把握でした。
主な項目は以下のとおりです。
①許認可取得状況や許認可更新要件の確認
②工場敷地の土壌汚染リスク(化学系の製造業のため)の有無
③訴訟案件、訴訟リスク(知財、PL・消費者関連ほか)の有無
④労務リスクの有無

会社が売買される「商品」になるわけですから念入りに確認されるのはもっともですが、前々回に
書きましたが、②は金融機関との融資関連諸契約にも関連し、その場面においても再び確認を受けました。(こちらはさすがに厳しかったですね)
ともあれ3週間ほどのデューデリは終わったのですが、デューデリを受ける側としては達成感を得られるわけでなく、正直なところ疲労だけが残ったという感じでした。

さて、デューデリの期間後半から並行して親会社とのミーティングが始まりました。
企業グループから離脱するにあたっての諸々の条件の確認です。
次回「金の切れ目が縁の切れ目」です。(予定)

今回は本当に残骸のような内容ですみません。


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