備忘録程度ですが。

 鎮火した頃なので、某母校の箱根駅伝予選敗退ついて。

 「負けに不思議の負けなし」という元プロ野球監督の言葉のとおり、今回の敗退は「なぜだ?」という人よりも「やはり」という感想を抱いた人の方が多いと思います。残念であることには違いないのですが、事情通のOBの話によるとあのレース結果であっても持ち直してきたほうだとか。確かにローカルレースである箱根駅伝以前に公式の駅伝レースに出場できていませんでしたからね。

 弱くなっていく組織というのは突然弱体化するのではなく、じわじわと何年もかけて弱体化していきます。企業も同じで、金融機関から通告されるとか、場合によっては重大事故・不祥事の発生によってそれが露わになるのですが、そこからの再建の道のりが厳しいのは周知のとおりです。10年、20年とかけて失ったものを短期間で取り戻すというのは容易ではありません。
 「聖域なき改革」の御旗(総論)を立てるのは簡単ですが、歴史がある大きな組織というのは「聖域」という分かりやすい領域よりも、社内外に多くのステークホルダーがいて、それらがそれぞれに「守るもの」を主張するものです。守るものを捨てさせるか、そのステークホルダーごと切り離すか、いろいろな
ことでまた時間がかかってしまうというのが現実ではないでしょうか。

 なんでもビジネスに結びつけて考えるのもアレですが、リセット、リスタートの難しさを目の当たりにした出来事だと思った次第です。