月刊誌は早くも12月号、そんなに焦らさないでといいたくなります。

 BLJ、12月号です。
 特集「改正個人情報保護法全面施行への準備」は後回しにして、気になる連載から。

 今月号から連載の「エモーショナルコンプライアンスの理論と実践」(増田英次弁護士)
 エモーショナルとコンプラ、リーガルと一見馴染みそうにない組み合わせのタイトルですね。
 連載初回なので、まず本連載のコンセプトといったところでしょうか。
 以前、コンプラ坊主の憂鬱といったエントリーを書いた記憶があるのですが、とかくコンプライアンスは従事者自身が憂鬱になるケースが多いもの。時間外労働の実績をまとめ、交通事故発生報告を読み、休業災害報告を受け取る等、そもそも事務局サイドが定型業務に陥りがちで、委員会をひらいても現場に改めて落とし込めるかとなるとどうも実感として掴めない(などといったら身も蓋もないのですが)
 事務局も現場も「やらされ感」たっぷり、他人の都合に合わせさせられる、まあ他律的といえばいいコンプラをいかに自律的なものにするのか、ということを取り上げていくのでしょう。

 ざっと読んで、以前所属していた企業グループで講師を担当していた中間マネジメント層対象の研修のカリキュラムと重なる部分が多いと思いました。問題のあるメンバーに対してルールを守らせる、アメとムチを使い分けるというマネジメントから「人(の感情)」そのものに焦点を当て、「やらせる」のではなく「自らやるようにする」マネジメントを、ということで行動心理学(パフォーマンスシステムだったかな)と交流分析の要素を取り入れたものでした。本記事の第Ⅱ章、第Ⅲ章あたりはそのカリキュラムの根幹とほぼ同じかもしれません。

 部下、メンバーという個人に対するアピローチともう少し大きな組織に対するアプローチとでは異なる部分が当然あります。次回以降、どのような局面を取り上げていくのか注目したいと思います。
 とりあえず今回はここまで。
 みなさん、良い週末を。