更新もままならず、大つごもり。
 秋の終わり頃に引いた風邪がぐずぐずと長引き、クリスマス連休前についに発熱、ダウンしてしまいました。 体力が落ちると、当然ながら頭の方の働きも落ちるもの(いや元気な時もそんなに働いていないか)

 発熱中に、法務異動10年を迎え、そして通過しました。
 例年になく白熱した#legalACの初日の@kataxさんの有資格・無資格法務のキャリア論ですが、無資格法務にも何通りかに分かれると思います。ざっくり分けてしまうと法曹を目指したが武運に恵まれず企業勤め・法務部員に身を落ち着けた向きと法曹を目指したわけでも企業法務を志望したわけでもないが異動の結果として法務担当者に就いている向き。自分は後者で、しかも40を過ぎてからの異動でした。キャリアチェンジというものではなく、空いたポストに「そういえば法学部出身だったね」程度の理由での異動。大した引き継ぎもなく、当時は勝手に隠居を決め込んだものです。
 皮肉なことに異動後にトップ交代や大掛かりなリコールや株式譲渡といった応用編の事件(イベント)が続きました。企業法務としての基礎体力のない自分にとっては劇薬を注入されて走らされたようなものです。一方で「劇薬」があったからこその今の姿だとも思うことがあります。あのまま何もなければどんな法務担当者になっていたでしょうか。想像がつきません。

 法務担当者として遅いスタートを切った自分にとってIPOは年齢的にもキャリアを築く最後のチャンスとどこかで決めつけていました。それが潰えてはや4年。
 バックオフィスの仕事に徹しつまらないだの面白いだのいわず、前線を支えているつもりではあります。しかしどこか次の劇薬を求めている自分がいるようで、年齢と体力を考えろといいきかせ、そもそも何のキャリアもないだろうと空を仰ぐ…
 
 通過点とは目指すゴールが定まっていてこそのもの。
 では自分にとってのゴールとは?
 
 舵も舵を操る綱を失った酔いどれ船、などとうそぶいている場合ではないですがねえ。