あと数時間で2017年も終わり。

 時間が経過するスピードが年々加速している、とは誰もがいうセリフではありますが、自分の年齢になってくるとただ1年が短くなったなあという感慨というよりも、いろいろな意味で残り時間が減ってくることに対する形容のしようがない不安の方が先でしょうか。

 今年でひと世代に相当する期間、サラリーマンを続けたことになります。そのうちの三分の一の期間が、企業法務系業務。しかし、年数を重ねるごとにこのまま今の業務を続けていてよいのかわからなくなる瞬間が増えました。
 強烈なトップダウン企業の完全子会社となって5年、子会社の法務の裁量範囲が限定的になるのはやむを得ないのですが、ここのところ「人」の問題を含めたトラブルシューティングの業務に占める比率が高まりました。「火消し」の仕事は大切なものですが、かけた労力ほどの充実感は得られないことがあります。(昨年のカレンダー企画のエントリのように)その一方、経営陣の自分に対する評価はトラブルシューティングにあり、評価のメールを苦笑交じりで読み、そして自分の感情を流し去る。

 社外の人間が自分をどう評価するのだろうか、すぐにどうこうというわけではありませんが複数のエージェントと面談の機会を作ってみました。「転職はされていませんが、転職されたのと同じような環境とキャリアですねえ。」と、「面白い」とはいわれるものの需要があるのかは定かではない反応に、「まあ、そうかもしれないな」と愛想笑いを返すばかり。以前、役員(リタイア済み)に「お前は一体何が本職なのか。」と問われたのと同じことかもしれません。

 現場に近いところに身を置きつつ決して現場の感情に流されず、
 管理部門に身を置きつつ事務屋には徹さず、
 経営陣の意向は理解しつつ忖度はせず。

来年もこんな感じでいけるのかどうか。はたして。
この歌を思い出しました。
白鳥はかなしからずや 空の青海のあをにも 染まずただよう

今年も雑文にお付き合いいただきました方々に御礼申し上げます。
ありがとうございました。
来年も当面こんな感じの運営を続けるつもりです。
 
よいお年をお迎えください。