2020年04月19日 13:05

2週間遅れのコンプライアンス研修 2020年版

 持久戦と呼ぶのが相応しいのかわからないが、音をあげたら負けということはたしかだ。

 入社式を急遽取りやめ、さらには近場の事業所での出勤もさせず自宅待機という異例の状況に置かれている今年の新入社員。バブル崩壊期、リーマンショック後に採用を絞るということはあったかもしれないが自宅待機という事態にまではならなかった。勤務先でいえば自分よりひとまわり以上の世代にオイルショックの煽りで5月入社となったケースがあるが、おそらくそれ以来のこと。人事総務に限らず皆初めての経験である。
 自宅待機といえども遊ばせているわけにもいかない(そもそも遊びに出られる状況でもないが)ので、IT後進企業の勤務先にしてはいち早く話題のZoomを利用しての在宅新人研修に切り替えた。同サービスについてはセキュリティーについて取り沙汰されているのは承知しているが、日々のアップデートを怠らないようにして利用しやすさを優先した形である。
 で、やってみましたよ、Zoomによるコンプライアンス研修。 
いつもと勝手が違うので戸惑い、そして機能を使いこなせなかったかも、というのがひとつの反省。急遽決まったことなので対応しきれなかったこともあるが、リアル・対面で実施する研修とコンテンツが同じでは長時間の研修は乗り切れないということを痛感した次第である。
 それでも多少コール&レスポンスをやってみた。「コンプライアンスに対するイメージ」「コンプライアンスってどういうこと」という問いに対して、複数名から「自社が社会的責任を果たすために取り組んでいることをアピールしていくこと」という回答があった。これは8年ぐらい研修をしていて初めてのパターンだったので少し驚いたのだが、CSRだ、コンプラだといわれ始めて20年以上経てば状況も変わるということか。
もちろん、回答を引用して「あなたたちの行動もアピールのひとつになるのですよ」と返したけれども。(講師は臨機応変のフィードバックが肝)

 個人的には、新人については集合研修の期間があるのが望ましいと思っている。終身雇用制度が終焉を迎えつつある時代に「同期入社」がどれほどの意味を持ち続けるかはわからない。Web研修の利便性、経済性を知ってしまうと以降の研修も一気にこれに雪崩る可能性は高い。しかしリアルでの経験共有の機会がないままでよいか。配属され散り散りになってもメールやチャットで繋がるには、新人研修という「猶予期間」に顔をあわせグループでブレストやら課題取り組みした時間が必要だと思うのだ。
(むしろ多忙を理由に何も勉強しなくなる、研修を欠席しはじめる中堅層以上の研修にWeb研修はうってつけのツールだと思う)

 とはいえ、今回の研修のまとめは新人がどうこうというよりも、新しいツールでの法務研修を考えるというテーマを与えられた2時間であった。
 



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